特集 緩和ケア病棟における看護管理上の悩み
緩和ケアにおけるプライマリ・ナーシングの課題
小林 三希子
1
1東札幌病院緩和ケア病棟
pp.711-713
発行日 1996年10月10日
Published Date 1996/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900401
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はじめに
東札幌病院は,病院全体がホスピスケアの理念で機能しており,地域に根ざした医療を行なっている.病院全体の患者の約半数は,がん患者であり,がんの予防から診断,治療と,総合的ながん医療をめざしている.
当院緩和ケア病棟は,1993(平成5)年9月に承認された,病床数28床の院内混合型緩和ケア病棟である.1995(平成7)年度の病床利用率は88.5%,平均在院日数は49日であったが,1996(平成8)年6月までには,27.2日とさらに短くなっている.
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