看護管理 看護のシステム化
アテンダント(看護助手)の研修の有効性―介護の独立を目指して
鈴木 小津江
1
1筑波メディカルセンター病院看護部
pp.59-63
発行日 1994年1月15日
Published Date 1994/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900225
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アテンダント(看護助手)の存在価値
当院に看護助手が配属されたのは,1985年2月の開院時からである.当時はナースエイドと称していた.今少し詳細にいうと,一般にほとんどどこでもなされている「ハウスキーピング」の業務委託と同じように,「看護助手業務」を規定して外部に委託したのだった.経営上の観点からである.
業務委託については全く抵抗はなかった.むしろ業務が整理できてよいと考えた.ところがさて委託契約を交わす段になって気がついたことは,私は看護助手の存在価値について,今までは深く考えたことがなかったということである.
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