新人看護職議員の永田町だより いま,国政の場では―看護職出身の2人の国会議員による活動日記
“社会参加”へのうねりを創ろう―看護職の社会化をめざし現場の声を立法府へ
外口 玉子
1,2
1衆議院
2社会党
pp.395
発行日 1992年11月15日
Published Date 1992/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900138
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今年は「国連・障害者の10年」の最終年にあたり,障害者の社会参加を高める運動が世界の各地で活発に行なわれています.私は先の国会で「障害者雇用促進法改正案」の質疑に立ち,障害者・患者・女性・こどもなど,いずれの人も自己発揮を支えられ地域社会で暮らす権利を保障される,そのための法的整備の必要性を主張しました.
私は長年"らいや結核,精神"を病む人々とかかわる中で,社会の差別や偏見が当事者やその家族に二重の苦しみを負わせてきていることを知り,病む人たちが癒されていく過程には安心して過こせる"場"と"人"の関わりとが重要なことを学んできました.
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