特集 病院と地域を横断して働く看護師の育成 神奈川県内の看護師の新たな働き方モデル
なぜ「看護師の新たな働き方モデル」の開発に至ったのか
本舘 教子
1,2
1聖マリアンナ医科大学病院
2聖マリアンナ医科大学病院 看護部
pp.546-549
発行日 2024年7月10日
Published Date 2024/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202691
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聖マリアンナ医科大学病院,神奈川県立保健福祉大学,神奈川県訪問看護ステーション協議会の3者が連携して,「神奈川県内の看護師の新たな働き方モデル」を開発し,2023年4月から運用を開始した。独自の教育プログラムにより,病院と地域を横断して働く新人看護師の育成を行い,病院医療と在宅医療の連携を強化するとともに,多様化する看護師の働き方に柔軟に対応し,看護師の離職や県外への流出を防ぐ狙いがある。
本稿では,「新たな働き方モデル」の発起人である筆者から,地域医療の課題や筆者の問題意識など,本モデルの開発に至った経緯を紹介する。
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