特集 「生きる」を支える倫理的なケア 尊厳と安全をどう守るか?
患者の尊厳を尊重した看護に向けて—長年,身体拘束ゼロに取り組んできた立場から
小藤 幹恵
1,2
1石川県看護協会
2元・金沢大学附属病院
pp.136-140
発行日 2024年2月10日
Published Date 2024/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202592
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本稿では,以前には金沢大学附属病院で看護管理者として,また現在は石川県看護協会会長として,長年,身体拘束ゼロに取り組んできた小藤氏が,兵庫県立西宮病院の転倒事故裁判に対する神戸地方裁判所の判決を基に,身体拘束に関する考え方と,患者の尊厳を尊重した看護において大切な要素について述べる。
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