特集1 看護学生の論文―優秀賞・入選論文の発表
看護学生の論文11編
身体拘束ゼロに向けて今やるべきこと―学生の身体拘束に関しての意識調査から
上野 絵莉香
1
,
梅澤 愛
1
,
大久保 深幸
1
,
隈元 良次
1
,
蔵田 美都代
1
,
白濱 彩
1
1学校法人嘉榮学園中野看護専門学校
pp.615-617
発行日 2005年9月1日
Published Date 2005/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100093
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2000(平成12)年介護保険法の施行により,介護保険施設等では原則として身体拘束が禁止された。厚生労働省は,2001(平成13)年3月第2回「身体拘束ゼロ作戦推進会議」にて,「身体拘束ゼロへの手引き」を報告した。
私たちが准看護師として働いている勤務先では,当然のように身体拘束をしているのが現状である。そこで,身体拘束ゼロへ向けて,進学コースの学生がどのような意識を持っているか調査してみようと思った。まず身体拘束についての意識について,アンケートをとった。学生の身体拘束に対する意識を知り,身体拘束ゼロにするための看護,身体拘束廃止について思うことを発表し,これからの看護を検討したい。
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