特別記事
—【クロストーク】—組織において新たな意味を紡ぐ,豊かな「対話」とは
坂本 すが
1,2
,
宇田川 元一
3
,
池田 真理
4
1日本看護管理学会
2東京医療保健大学
3埼玉大学経済経営系大学院
4東京大学大学院医学系研究科
pp.230-237
発行日 2022年3月10日
Published Date 2022/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202108
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コロナ禍において看護部内でのコミュニケーションが減少することにより,管理者とスタッフの間で相互不信が生じた。また,多職種連携によるチーム医療において,しばしば職種間のコンフリクトが起きる状況も解決されていない。
宇田川元一氏は2冊の著書の中で,相手のナラティヴに橋を架け,「対話」によって組織課題を解決していく視点と具体的な方法論を提示している。
ここでは,看護管理者が組織課題を解決するための豊かな「対話」の価値について,看護管理の現場の状況を示しながら,対談していただいた。
なお,本号では巻頭記事(p.173〜)において,宇田川氏の論考と対話の方法「2on2」を紹介している。併せてご参照いただきたい。
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