巻頭シリーズ Share & Dialogue 今こそ対話を・3
組織の背後の厄介な課題に迫る「対話」とは—行き詰まりから一歩抜け出すための方法論
宇田川 元一
1
1埼玉大学経済経営系大学院
pp.173-178
発行日 2022年3月10日
Published Date 2022/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202099
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経営学者の宇田川元一さんは2冊の著書を通じて,会議で誰も発言しない,新しいアイデアを出す人がいない,退職者が後を絶たない……といった組織の日常で生じるさまざまな厄介な課題を“慢性疾患”,日常的な変革の営みを“セルフケア”に喩え,そうした組織に潜む課題の捉え方を変え,組織をよりよい状態に導くための方法論が「対話」であると述べています。
今回は,宇田川さんに組織の背後の厄介な課題に迫るための「対話」についてお話しいただきます。
なお,関連企画として,本号(218ページ)に掲載の坂本すがさん,池田真理さん,宇田川さんによる鼎談もご参照ください。
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