連載 新人看護師とプリセプターの視点から考えるよりよい新人看護師教育 誰もが働きやすい職場を目指すために・5
自己開示ができず,本人も周囲も疲弊した1年目看護師の事例
川上 ちひろ
1
1岐阜大学 医学教育開発研究センター
pp.516-519
発行日 2021年6月10日
Published Date 2021/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201883
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新人看護師Gさんの事例
今回は,新人看護師Gさん,プリセプターHさんの事例を取り上げます。新人看護師Gさんは,ストレートで大学を卒業後,入職して2年目の看護師です。配属された病棟にうまく適応することができなかったため入職1年目後半に異動しましたが,結局2年目の年度末に退職し別の施設に転職しました。一方,プリセプターのHさんは10年以上の看護師経験があり,入職1年目のGさんを担当していました。インタビューはGさんの退職前に行いました。
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