特集 「重症度,医療・看護必要度」を俯瞰する 実態を把握し,マネジメントや質評価の鍵を探ろう!
入院相対日から見る重症度,医療・看護必要度該当患者割合の実態(DPC別)
林田 賢史
1
1産業医科大学病院医療情報部
pp.618-624
発行日 2020年7月10日
Published Date 2020/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201625
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2018年度診療報酬改定において,入院医療体系は「基本的な医療の評価部分」と「診療実績に応じた段階的な評価部分」を組み合わせた新たな評価体系で評価するよう再編・統合された。その中で,急性期入院医療における「診療実績に応じた段階的な評価部分」については,重症度,医療・看護必要度で評価されることになった。
看護必要度の観点から退院マネジメントを実施する場合,疾患の特異性を考慮する必要があることから,本稿では,DPC別に入院相対日から見る看護必要度該当患者割合の実態について紹介する。
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