特集 「重症度,医療・看護必要度」を俯瞰する 実態を把握し,マネジメントや質評価の鍵を探ろう!
診療報酬制度における「重症度,医療・看護必要度」のこれまでと今後
林田 賢史
1
1産業医科大学病院医療情報部
pp.602-608
発行日 2020年7月10日
Published Date 2020/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201623
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もともと看護サービス提供量を予測するための指標として開発された「重症度,医療・看護必要度」は,現在,診療報酬上の急性期の入院医療を評価する指標としても活用されている。2018年度の診療報酬改定では医療職による評価法に加えDPCデータを用いた評価法も加わり現場にインパクトを与えた。
本稿では,現在,より適切な評価法の研究開発に携わる立場から,診療報酬評価上の看護必要度の変化を振り返るとともに,今後,看護管理者がどのように看護必要度データの利活用に取り組むべきかを述べる。
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