特集 一般病棟における身体拘束をしない看護の実現 入院患者552名の実態調査と質の高いケア事例から考える
企画の背景—身体拘束最小化に欠かせない看護管理者の強いリーダーシップ
桐山 啓一郎
1
1朝日大学保健医療学部看護学科精神看護学
pp.508-510
発行日 2020年6月10日
Published Date 2020/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201597
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近年,急性期病院における身体拘束の中止が話題となっている。しかし,看護師数などのリソースの限られた市中病院では,身体拘束を減らすことができないと悩んでいる方も多いのではないだろうか。
本特集では,一般病棟における身体拘束の実態調査を行っている桐山啓一郎氏に協力いただき,身体拘束を廃止・減少させた看護ケアの実例を紹介する。まず本稿では,桐山氏の臨床・教育・研究の経験と実践を振り返りながら,本特集の企画意図を解説する。
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