連載 「看護」の意味を見つめる 訪問看護の実践から・9
救えなかった命と叶えられなかった「最後まで家で過ごしたい」
藤田 愛
1
1医療法人社団慈恵会 北須磨訪問看護・リハビリセンター
pp.74-78
発行日 2020年1月10日
Published Date 2020/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201491
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命を救うためにできることはなかっただろうか,今でも忘れられない男性とのかかわりを思う。「身体的な命と心のいのちを守ること」「本人の“最後まで家にいたい”と,家族の“入院させてほしい”」この2点において苦渋したケースである。
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