公衆衛生Books
―天笠崇(著)―『救える死:自死のない社会へ』
pp.973
発行日 2011年12月15日
Published Date 2011/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401102297
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本書は,タイトルとサブタイトルの示すように,救えるはずの命を救える社会システムを構築するためにはどうしたらいいのか,著者の考えを示そうとしたものです.
わが国はいわゆる「自殺者3万人時代」となって,すでに14年目を数えます.多くの関係者の運動に支えられ,「自殺対策基本法」も制定・施行されました.それから数えても,もう丸5年がたとうとしています.さまざまな取り組みも展開されています.なのに,なぜ自死者は減らないのか.
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