特別記事
【座談会】ケアとは何か—アール・ブリュットから受けとるもの
岡山 慶子
1,2
,
末安 民生
3
,
北岡 賢剛
4
,
保坂 健二朗
5
1株式会社朝日エル
2NPO法人キャンサーリボンズ
3岩手医科大学看護学部 地域包括ケア講座
4社会福祉法人グロー(GLOW)
5東京国立近代美術館
pp.48-55
発行日 2020年1月10日
Published Date 2020/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201485
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「アール・ブリュット」とは,美術教育を受けていない人々が創造する「生(き)」の芸術を意味する。心身に障害を持つ作家も少なくない。本誌では1月号からこのアール・ブリュット作品を紹介する連載「アートとケア—アール・ブリュットから受け取るもの」をスタートする。他者の評価を期待せず自らの情熱のままに表現した作品を前にしたとき,私たちは何を感じるだろうか。新たなケアの創造にアートがもたらすものとは—。
この座談会では,アール・ブリュット作品を社会に紹介してきた4氏に,ケアとは何か,そしてアートとケアをテーマにお話しいただいた。
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