特集 看護管理者必読! 薬剤耐性(AMR)時代の感染対策
扉
pp.813
発行日 2019年9月10日
Published Date 2019/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201381
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
免疫力の低下した高齢者や合併疾患を多く抱える患者が増加し,さまざまな耐性菌,新興・再興感染症などへの対策の重要性は高まるばかりです。
近年では「抗菌薬適正使用支援加算」など診療報酬上の加算の追加,抗菌薬適正使用チーム(AST)の新設や地域連携ネットワークの構築といった多職種連携が推進され,「薬剤耐性(AMR)対策アクションプランの策定」など感染対策を取り巻く状況が大きく変化しています。
感染管理の取り組みには組織横断的な対応が重要であり,施設内のあらゆる部門との交渉や調整が必要です。専門部署やICNなどの専門職種だけでなく,看護管理者にとっても感染対策の最新情報の把握は,医療安全の面でも,マネジメントの面でも必須です。
本特集では感染管理のスペシャリストが,急性期病院の看護管理者が押さえておくべき感染対策の新たな潮流を解説し,自施設での取り組み強化のきっかけになることを目指します。
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.