特集 「看護研究」を問い直す “現場主体の質改善”を目指すマネジメント
事例紹介
—はじめに—エビデンスやデータに基づくケアの質改善—専門看護師の活動を紐解き現場に活かそう
友滝 愛
1
,
津田 泰伸
2,3
,
深堀 浩樹
4,5
1国立看護大学校看護学部
2東京純心大学看護学部看護学科
3聖マリアンナ医科大学病院看護部
4慶應義塾大学看護医療学部
5慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科
pp.227-229
発行日 2019年3月10日
Published Date 2019/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201225
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ケアの質を改善するための「データの収集・分析・実践へのフィードバック」という一連の取り組みを,日々の臨床で軌道に乗せるための具体的なアプローチは,これまで明確に示される機会は少なかった。本特集230ページからは4人の専門看護師が,エビデンスやデータを用いたケアの質改善活動の実践事例を報告する。本稿はその導入として4つの実践事例の読み方を紹介する。合わせて,組織的に取り組む際のフレームワークとして,米国・アイオワ大学病院で開発されたモデルを紹介する。
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