特集 エビデンスを2型糖尿病臨床にどう生かせばいい?―Evidence Based MedicineをReal Worldへ
座談会
現場でのエビデンスを活かした糖尿病診療とは?
大西 由希子
1
,
荒木 厚
2
,
能登 洋
3
,
大杉 満
4
Yukiko ONISHI
1
,
Atsushi ARAKI
2
,
Hiroshi NOTO
3
,
Mitsuru OHSUGI
4
1朝日生命成人病研究所附属医院糖尿病内科
2東京都健康長寿医療センター糖尿病・代謝・内分泌内科
3聖路加病院内分泌代謝科
4国立国際医療研究センター糖尿病研究センター
pp.133-141
発行日 2018年1月1日
Published Date 2018/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika121_133
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大西 私が学生のころは,EBMという概念は授業では習っていなくて,卒後しばらくしてからEBMやガイドラインが一般的になりました.私のように卒後に学び,試行錯誤しながらEBMを実践している医師も多いと思います.教育現場や臨床現場あるいはエビデンスをつくられる現場で活躍されている先生方のEBMについてのお考えや今後の展望などをお伺いして,実地医家の先生方に臨床で活かしてほしいと思います.
では最初に,先生方の自己紹介からお願いいたします.
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