特集 各施設の実践はここまで進化した!「ユマニチュード」の成果と展望 自由・平等・博愛・優しさを伝え合うケアを目指して
わが国におけるユマニチュード導入の成果と今後の展望—「自由・平等・博愛・優しさ」を分かち合う組織の実現に向けて
本田 美和子
1
1国立病院機構東京医療センター総合内科
pp.100-106
発行日 2019年2月10日
Published Date 2019/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201194
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わが国におけるユマニチュードの導入は,本田美和子氏がユマニチュードと出会ったことに端を発する。2012年に専門職向けの研修が開始されてから7年。この間,ユマニチュードは,認知症ケアの質やそれを実践する病院の組織風土の向上などに,多くの成果をもたらした。
本稿では,ユマニチュードの普及と導入支援に尽力してきた本田氏が,先行事例,研修制度,臨床研究などを紹介する。加えて,ユマニチュードの継続的実践に向けた今後の展望を述べる。
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