特集 「最期は家で」の希望をかなえる 在宅看取りの意思を支えるために,病院ができること
実践報告:在宅看取りへの移行期を支える病院の取り組み
—【実践報告:兵庫県立がんセンターの取り組み】—医療依存度の高い患者の退院支援—自宅で過ごす人生最期の3日間を支えるために
上田 清美
1
1兵庫県立がんセンター地域医療連携室
pp.224-227
発行日 2018年3月10日
Published Date 2018/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200921
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筆者はがん専門病院の地域医療連携室に退院調整看護師として勤務し,院内外の多職種と連携しながら在宅療養への移行を支援している。本稿では筆者が経験した「医療依存度の高いがん患者が自宅で人生最期の3日間を過ごした事例」を振り返るとともに,事例から学んだ在宅看取りの希望をかなえるために,病院や看護師が担うべき役割を提言する。
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