特集 「最期は家で」の希望をかなえる 在宅看取りの意思を支えるために,病院ができること
事例と提言:地域・在宅の立場から
—【在宅療養連携支援センターの立場から】—在宅看取りの意思決定支援—本人と家族の「覚悟」を支える関わりとは
高岡 里佳
1,2
,
古澤 香織
1,2
1西東京市在宅療養連携支援センターにしのわ
2医療法人財団緑秀会 田無病院 医療福祉連携部
pp.218-223
発行日 2018年3月10日
Published Date 2018/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200920
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「西東京市在宅療養連携支援センターにしのわ」は,国の「在宅医療・介護連携推進事業」の1つとして,西東京市に設置された相談窓口である。在宅療養を支える医療・介護関係者間の連携課題の分析を通して,病院と在宅ケアチームのスムーズな連携につながるよう後方支援の役割を担っている。
本稿では,地域病院において地域医療連携に携わった経験と,現在にしのわ職員として地域に出向している立場から,在宅看取りの促進や意思決定支援のあり方,病院と地域の多職種間連携における課題について述べる。
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