特集 「特定行為に係る看護師の研修制度」の活用 地域の医療ニーズに応える看護師の育成と体制整備
扉
pp.879
発行日 2017年11月10日
Published Date 2017/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200821
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「特定行為に係る看護師の研修制度」は,「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律」において,「保健師助産師看護師法」の一部が改正され,2015年10月1日から施行されました。『看護管理』誌では法改正に合わせ2014年7月号で特集企画を実施しました。
その後,試行事業,法改正を経て実際に研修制度が開始され,研修修了者が臨床現場で活動し始めています。看護管理者には,「各地域,各施設での医療ニーズを踏まえて研修修了者にどのような役割や実践を期待するのかを考えた上での研修への派遣」や,「研修修了者が円滑に活動できるような組織内での体制整備」などが求められます。
本特集では,2025年に向かい医療ニーズが増大する中で,地域に資するための本研修制度活用の方策について,現状の成果と課題を紹介しながら,多面的に考察します。
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