特集 現場の変化を捉えた「転倒・転落」予防 患者の高齢化・重症化に伴う新しいケア環境を考える
【座談会】いま,あらためて考える転倒・転落対策—急性期病院における療養環境マネジメント
阿久津 靖子
1
,
杉山 良子
2
,
筧 淳夫
3
,
髙井 今日子
4,5
1株式会社MTヘルスケアデザイン研究所
2パラマウントベッド株式会社技術開発本部
3工学院大学建築学部建築デザイン学科
4聖路加国際病院 看護部
5聖路加国際病院 QIセンター
pp.1054-1060
発行日 2016年12月10日
Published Date 2016/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200590
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急性期病院では,入院患者に占める重症患者や高齢患者の割合が増えており,それを踏まえた医療安全対策が求められている。また,がん化学療法をはじめとする外来機能の充実から,病棟以外での転倒・転落対策の必要性も高まっている。本座談会では,こうした変化を踏まえた転倒・転落対策について,リスクアセスメント,療養環境,多職種連携などの視点から検討していただく。
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