特集 地域包括的視点を重視した看護マネジメント“知識編” お互いの強みを活かし,最後まで安心して暮らせる地域をつくるための知識と実践
地域包括ケアシステムにおける看護マネジメントとは—フランスの在宅入院制度(HAD)からの示唆
筒井 孝子
1
1兵庫県立大学大学院経営研究科経営専門職専攻
pp.688-693
発行日 2015年8月10日
Published Date 2015/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200247
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在宅で病院と同程度の医療の質を担保し,患者を管理するという病院入院の代替としての機能を果たすフランスの在宅入院制度(HAD)。本稿では,筆者によるこれまでの調査内容と最新の状況から,HADの概要を紹介する。また,日本の地域包括ケアシステムにおける大きな課題である在宅療養環境の整備について考察するとともに,同システムの進展における看護職への期待を提示する。
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