特集 地域包括的視点を重視した看護マネジメント“知識編” お互いの強みを活かし,最後まで安心して暮らせる地域をつくるための知識と実践
患者中心の「地域看護連携」の創造—知り合い,響き合い,育ち合って地域全体の看護の質向上を目指す
樋口 春美
1,2
1医療法人渓仁会
2手稲渓仁会病院
pp.663-668
発行日 2015年8月10日
Published Date 2015/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200243
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手稲渓仁会病院は,高度急性期病院として3次救急や高度な手術実施の役割を担う一方で,地域医療支援病院などの機能も併せ持ち,地域全体の医療の質向上に貢献している。各地で地域包括ケア体制の構築が模索される中,筆者は地域の看護職が施設を超えて共に手を結ぶことによって,住民1人ひとりが“まるごとその人”らしい生き方ができる地域が実現するとの思いから,新たな地域看護連携体制の構築を推進している。本稿では院内外における取り組みの概要を紹介する。
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