特集 Welcome to the 13th WCPT Congress
文化が響き合う街ヨコハマヘ
秋田 裕
1
Akita Yutaka
1
1横浜市総合リハビリテーションセンター
pp.29-32
発行日 1998年1月15日
Published Date 1998/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104988
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幕末の頃,武蔵国久良岐郡横浜村と呼ばれていたこの地は,わずか100戸ばかりの半農半漁の寒村であった.しかし1859(安政6)年重い鎖国の扉が開かれ,横浜に港が置かれて以来多くの外国人がここに居留し,まさに「文化を越えて」人々が交流する街として文明開化の時代をリードしてきた.横浜は行けば何か新しいものが手に入る所,何か面白いことに出会える所.アイスクリーム,ガス灯,牛乳,氷,西洋式公園,鉄橋,テニス,灯台,パン,ビールなどたくさんの「日本初めてグッズ」は,横浜から日本全国に広まっていった.
その後も港町横浜は外国文化との接点を持ち続け,さまざまな文化が響き合う国際都市として発展してきた.1999年5月,この街ヨコハマであなたは何を見つけるだろう.今回の横浜案内では,横浜の歴史にふれながら学会場周辺の観光スポットをご紹介する.
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