特集 地域包括的視点を重視した看護マネジメント“知識編” お互いの強みを活かし,最後まで安心して暮らせる地域をつくるための知識と実践
看護師の県内多施設共同育成の試み—現状の人員で,地域全体の看護力を高めるために
角田 直枝
1
1茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター 看護局
pp.670-675
発行日 2015年8月10日
Published Date 2015/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200244
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茨城県は看護師の転出入の少ない地域で,看護師の絶対数も不足している。筆者は県内唯一の公立総合病院の看護部長としての立場から,地域全体がつながり合い,現状の人員で地域全体の看護力を高める必要性を感じ,中小病院や介護保険施設,訪問看護ステーションなどと連携した看護師の多施設共同育成に取り組んでいる。本稿ではこの取り組みの概要と成果を解説する。
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