連載 実践! インストラクショナル・デザイン 効果的・効率的・魅力的な人材育成を目指して・5
学習者分析・コンテクスト分析
浅香 えみ子
1
1獨協医科大学越谷病院 看護部
pp.892-895
発行日 2014年9月10日
Published Date 2014/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103193
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
研修とは,教育を実施する側の都合で行うものではなく,学習者のニーズを充足することを目的に実施するものであることが分かりました(第3回「ニーズ分析」を参照してください)。
そして,教育の「目標」では,どこを目指して学ぶのかを具体的に示す必要があって,「何ができれば(どのような行動ができれば)」ゴールに到達できたと判断できるのかを,研修企画の最初に明示することが必要でした(第4回「教育の『ゴール分析』」)。これまで,研修計画を行う際に,企画者の感覚や思い込みで行ってきたことが効果的・効率的・魅力的な研修企画を難しくしてきたことも分かりました。
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.