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「サマースクール藤田」を開催―学童期の子どもを持つ看護師への支援
眞野 惠子
1
1藤田保健衛生大学病院 看護部
pp.471-473
発行日 2014年5月10日
Published Date 2014/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103078
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サマースクールの企画に至る背景
当院の看護職は1438名で,看護師の有資格者1228名(2013年9月1日現在)中,約10%が男性,残る約90%が女性である。さらに,女性看護師のうち約21%が子育て中である。女性看護師の主な退職理由は,ライフイベントである出産・育児や家族の介護などがあげられる。出産・育児中の看護師は,臨床現場においても中堅に位置し,看護実践の中心的存在である。看護の質を向上させるためには,中堅期に位置する看護職員の離職率を低減させる必要がある。
これまで看護部では,子育てをしながら勤務している看護職員のワーク・ライフ・バランス(WLB)支援として,未就学児を持つ看護師への支援を主に行ってきた。しかし今回,支援の幅を広げ,小学生の子どもがいる看護師への支援を展開することとした。
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