シリーズ 看護におけるダイバーシティ・マネジメント 男性看護師のキャリア支援と,より働きやすい就労環境整備に向けて・2
[座談会]男性看護師に向き合い,個性を伸ばす組織づくり―活用のこれまでを振り返る
金井Pak 雅子
1
,
稲尾 公子
,
野口 久美子
2
1東京有明医療大学 看護学部看護学科
2埼玉医科大学看護部
pp.458-465
発行日 2014年5月10日
Published Date 2014/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103076
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厚生労働省の調査によれば,2012年に男性看護師は就業看護師の6.2%を占めており,人的資源としての男性看護師への期待は大きい。
加えて,働き方やキャリアに対する多様な価値観に対する支援=ダイバーシティ・マネジメントが求められる世の中にあって,男性看護師のキャリア支援策の充実は,看護管理における大きなテーマである。
本シリーズでは,男性看護師のキャリアに対する志向性,職場で置かれている実情などを明らかにしながら,男性看護師がよりいきいきと就労し続けることができる職場づくり,キャリア支援策について考える。
シリーズ第2回では,金井Pak雅子氏の司会のもと,早くから男性看護師の採用に積極的に取り組んできた東海大学医学部附属病院元看護部長の稲尾公子氏,多くの男性看護師が活躍する埼玉医科大学看護部長の野口久美子氏に,男性看護師の採用・活用の変遷とキャリア支援の実際について伺う。
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