トピックス
国際シンポジウム/サマースクール「文化の中のリプロダクション」が開催されました
森 昌代
1
1助産師
pp.1113
発行日 2004年12月1日
Published Date 2004/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100885
- 有料閲覧
- 文献概要
8月16~18日の3日間,北海道上川郡にある国定公園大雪山の一角,国立大雪青年の家で国際シンポジウム/サマースクール「文化の中のリプロダクション」が旭川医科大学の松岡悦子氏が率いる「リプロダクション研究会」主催のもと開催された。「リプロダクション研究会」の目標は,医学だけに留まらず自然科学,人文・社会科学などさまざまな分野の研究者と協力し知的交流をすることで各視点より問題点や接点を見出しリプロダクションを立体的に捉えていこうということで「異分野の連携による研究の推進」をあげている。
実際に,今回サマースクールにはドイツ,スイス,ルーマニアより社会人類学者,精神科医,産婦人科医が招かれていた。また,若手研究者の育成ということで本セミナーでも学生が積極的に参加していた。また,3つ目の目標として社会への還元,社会への提言があげられている。本サマースクールには日本全国より多くの参加者が集まったが参加者のほとんどは臨床または教育現場,研究にあたっている助産師だった。今回のサマースクールは共通言語として英語が使われていた。
Copyright © 2004, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.