―【実践報告：NTT東日本伊豆病院】―放射線技師およびリハ療法士の役割拡大による看護師の業務軽減

　チーム医療推進のなかで，チームのコーディネートやマネジメントを担う看護師の業務負担はますます増大している。NTT東日本伊豆病院では多職種で構成した業務連携委員会を設置し，放射線技師に検査説明業務を，リハビリテーション療法士に喀痰吸引業務を一部移譲することで，看護師がより本来業務に専念できるようになった。管理者が研修体制や責任体制を明確にすることで，職員が安心して業務拡大に挑むことができた取り組みを紹介する。