特集 評価項目の見直しが進む看護必要度と記録の考え方
アウトカム評価とその根拠となる看護記録の考え方―「看護必要度」のさらなる活用に向けて
筒井 孝子
1
1国立保健医療科学院
pp.540-546
発行日 2013年7月10日
Published Date 2013/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102811
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
前回2012(平成24)年度診療報酬改定では,超高齢化社会を見据えた社会保障制度費用増大への対応の検討が求められた。それを受け,厚生労働省は現在,次回の診療報酬改定の課題として看護必要度の見直し作業に着手している。
本稿は特集全体の導入として,看護必要度の項目見直し作業のプロセス,そして看護必要度の全体像,その活用のさらなる広がりについて,日本の社会保障費の状況を踏まえながら解説する。
Copyright © 2013, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.