特別記事
“カチッ・サー理論”を活用した新人教育―一度しかない新人時代を支えたい
柳井田 恭子
1,2
,
古坂 トシ子
1,3
,
松本 浩子
1,3
1川崎市立井田病院
2川崎市立井田病院 教育委員会
3川崎市立井田病院 看護部
pp.970-974
発行日 2011年10月10日
Published Date 2011/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102221
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はじめに
医療技術の進歩,平均在院日数の短縮化など,看護師の役割が複雑化しているなか,新人看護師のリアリティーショックを和らげ,看護の楽しさを実感し,安心して成長できる教育システムづくりは,臨床現場の大きな課題です。また,新人看護師にとって,初めの一歩を踏み出す一年は,その後の看護師人生を左右する大切な時期でもあります。
一方,教育は相互作用のなかで生み出される互いの成長の機会でもあります。そして,新人看護師とともに成長できる新人支援体制の基盤となるのは相互信頼であり,安心感のある場の創造です。
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