巻頭 看護×デザイン 医療の質を向上させるコラボレーション・4
[インタビュー]患者,働く人に優しい病院をめざして―使う人の気持ちに対応し,社会をつなぐデザイン
佐藤 優
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1九州大学大学院芸術工学研究院
pp.279-283
発行日 2011年4月10日
Published Date 2011/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102019
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1998(平成10)年から3期にわたる工事を経て,2009(平成21)年に新病院が落成した九州大学病院。都市のサインデザインやユニバーサルデザインを通じて,人に優しいデザインを追求してきた佐藤優氏は,九州大学のデザイン領域の教授の立場から,新病院建築プロジェクトにおいて,全体のデザイン監修を担ってきた。関係者が多い縦割り組織であることから,難しいといわれる大学病院の設計施工を,看護師を含む関係者の対話のなかから成功に導いた佐藤氏に話を伺った。「患者に優しい病院」「トータルデザイン」という視点についてお考えいただく機会としたい。
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