特集2 経営感覚を看護部の組織文化にする取り組み
病院,病棟に経営意識を根づかせる工夫―独法化後7年間の取り組みの成果から
山西 文子
1,2
,
河村 博江
1
,
北川 博一
3,4
,
大鶴 知之
5
,
石尾 肇
6,7
1独立行政法人国立病院機構
2東京医療センター
3HCシステム研究所
4元・独立行政法人国立病院機構財務部
5独立行政法人国立病院機構経営企画部
6監査法人エムエムピージー・エーマック
7元・独立行政法人国立病院機構
pp.320-326
発行日 2011年4月10日
Published Date 2011/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102018
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2004(平成16)年に独法化され,早いもので8年目を迎える国立病院機構。全144施設中,4分の3に相当する施設が黒字転換しているが,この背景には全職員の意識改革があったことは言うまでもない。
前項の河村博江副理事長の原稿では,独法化以来の機構全体での経営改善に向けた取り組みをご解説いただいたが,本稿では経営を司る事務部門および監事(公認会計士)の立場から,この意識改革を支えた方々と看護部門トップの山西文子氏に,この7年間を振り返っていただいた。
ご出席者による連載も次号からスタートする。このコンセプト,内容についてもお話しいただいた。
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