特別記事
「看護必要度」への臨床現場からの提案
池上 峰子
1
1神戸大学医学部附属病院医療情報部
pp.1164-1169
発行日 2010年12月10日
Published Date 2010/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101906
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「項目の定義」「判断基準」に含まれない項目をどうするか
2010(平成22)年度の診療報酬改定において,急性期看護補助体制加算を算定する場合,7対1入院基本料においては,一般病棟の看護必要度基準患者が15%以上必要となった。
神戸大学医学部附属病院(以下,当院)では,7対1入院基本料算定を行なっており,看護必要度集計を2008(平成20)年7月から開始した。特定機能病院である当院においては2008年の診療報酬改定に伴う看護必要度基準患者割合が10%以上という基準はないが,1年間(前年7~6月)の看護必要度測定結果を報告する必要があった。
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