連載 医療・看護の経営管理~政策の勘どころ【最終回】
「看護必要度の導入」に向けて
吉村 伯太
pp.252
発行日 2007年3月10日
Published Date 2007/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100644
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この連載でも何度か取り上げてきた,平成18年度診療報酬改定における7対1看護基準導入を発端とした看護師不足問題は,看護必要度の考え方を導入し,それに基づき看護基準が決定されるという方向で,今後検討を進めることとなった。平成20年度改定に向けての議論の目玉の一つは,本誌2006年9月号でも特集が組まれた,この看護必要度になるであろう。
連載の最後にあたり,これまでの議論を整理し,さらに看護必要度の導入が看護管理にどのような影響を及ぼすかを,論じてみたい。
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