短報
実習指導者育成における研修のあり方―神気性評定尺度を用いた研修効果の検討
平田 明美
1
,
河原 智江
1
,
西 典子
2
,
高島 尚美
3
,
内山 繁樹
1
,
大賀 明子
4
,
永田 真弓
1
,
服部 紀子
1
,
渡部 節子
1
,
田中 奈津子
5
,
森山 比呂美
6
,
藤波 富美子
7
1横浜市立大学医学部看護学科
2財団法人同友会藤沢湘南台病院看護部
3東京慈恵会医科大学医学部看護学科
4西武文理大学看護学部
5元横浜市立大学医学部看護学科
6横浜市立大学附属市民総合医療センター看護部
7横浜市立大学附属病院看護部
pp.608-609
発行日 2010年7月10日
Published Date 2010/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101786
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●目的
2006,2007(平成18,19)年度において,横浜市立大学医学部看護学科(以下,本学科)の実習施設の実習指導者を対象として,「経験型臨地実習指導者研修会」(以下,研修会)を実施した。この研修会の目的は,リフレクションやロールプレイングの手法を用い,自己や他者,教育観などへの気づきを高め,より自分らしい指導を意識化することであった。今回,2007年度に実施した研修会前後での参加者の変化を比嘉1-3)が開発した神気性評定尺度(Spirituality Rating Scale,以下,SRS)を用いて,研修会参加者(以下,参加者)の「心の持ちようや実習指導に対する感じ・思い」を分析し,効果的な指導者育成のあり方を検討したので報告する。
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