特集 周術期看護を取り巻く諸問題
[インタビュー]手術看護の独立性,専門性とは何か―手術部看護師の配置基準創設に向けて
堀田 哲夫
1,2
,
久住 文恵
1
1新潟大学医歯学総合病院手術部
2全国国立大学病院手術部会議
pp.102-105
発行日 2010年2月10日
Published Date 2010/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101670
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ナースプラクティショナー,フィジシャンアシスタントなど新しい職種の創設議論がさかんに行なわれるなかで,手術看護の独立性と専門性が問われている。
このようななか,手術室においては看護師の配置基準が規定されていないために,慢性的な人員不足の状況に置かれている。医療機能の分担,在院日数の短縮が急激に進むなかで,急性期病院においては経営的にも質向上に向けても手術件数の増加が必須であり,より多くの手術に対応するためには看護師数の増員は不可欠だ。
本誌では,昨秋の日本手術医学会総会でプログラム委員を務めた堀田哲夫,久住文恵両氏に,配置基準の必要性とその根拠,創設に向けて今一度確認すべき手術看護のプロフェッションについてお話を伺った。
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