NAレポート
ひとりでも多くの救命をめざして,心肺蘇生法普及に関する共同宣言に調印―CPR・AED講習,1000万人の受講実現をめざして
本誌編集室
pp.1175
発行日 2009年12月10日
Published Date 2009/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101639
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さる9月11日,東京都港区にあるノルウェー王国大使館を会場にレールダル メディカル ジャパン主催により,「心肺蘇生法普及に関する共同宣言」の調印式と,「心肺蘇生の現状と課題――手当てのされない6万5千人の命」と題するプレスセミナーが開催された。本誌ではそのもようを報告する。
ノルウェーに本社を置く同社は高機能シミュレーターを製造販売する企業として先駆的な存在。各大学医学部などのシミュレーションラボで活用されている心肺蘇生用マネキン「レサシアン」は1962年より販売を継続しているほか,2002年には国内で初めてAED(自動体外式除細動器)の輸入を承認されるなど,救命救急分野における教育および提供される医療の質の向上に貢献している。
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