特集 退院支援で看護が見える
取材●淀川キリスト教病院の退院支援カンファレンス―地域看護専門看護師による教育的なかかわり
本誌編集室
pp.1031-1039
発行日 2009年11月10日
Published Date 2009/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101612
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淀川キリスト教病院では地域医療連携センター主任で,地域看護専門看護師の三輪恭子氏が中心となり,患者を生活者として捉えた退院支援・退院調整を実践している。
三輪氏はCNS,訪問看護師としての知識や経験を活かし,病棟の看護師たちが患者の退院後の生活をイメージしながら退院支援を進められるよう多面的,横断的な支援を行なっている。三輪氏がかかわり,実施される病棟看護師らとのカンファレンスは,教育的な効用も大きい。
本誌では淀川キリスト教病院で実践されている退院支援の今,三輪氏の教育的なかかわりのエッセンスをお伝えするとともに,三輪氏とともに退院支援業務を推進する看護師と医療ソーシャルワーカーに,多職種で展開する退院支援の意義,スタッフ教育面や院内外との連携の効果についてご寄稿をいただいた。
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