連載 スクラブナース4年生・47
―ドミニカ共和国①―「魚」を与えに行った旅
鈴木 美穂
pp.283
発行日 2009年4月10日
Published Date 2009/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101447
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- 文献概要
先週,大学の先生に引率されて,17人のクラスメートと2人の卒業生(ナースプラクティショナー)とともに,アメリカのNPOによる医療ボランティアでドミニカ共和国に行ってきた。氷点下の雪景色のニューヨークから飛行機でほんの3時間半で常夏30℃のカリブ海である。
宿泊先はそのNPOと関わりのある孤児院の2階で,そこは医療活動に限らず,教育・建築・浄水活動など,そのNPOがドミニカ共和国でボランティアの活動をするときの拠点となっており,2段ベッドが20台程度用意されている。マットレスや枕はNPOが寄付で集めたもので,シーツや枕カバー,タオルなどは持参し,活動終了後はそこに置いて帰る。
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