NAレポート
フォーラム 「医療安全全国共同行動“いのちをまもるパートナーズ”キャンペーン」
本誌編集室
pp.589
発行日 2008年7月10日
Published Date 2008/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101249
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2008(平成20)年5月17日,医療安全全国共同行動推進会議による「医療安全全国共同行動“いのちをまもるパートナーズ”キャンペーンキックオフフォーラム」(議長/高久史麿医療の質・安全学会理事長)が東京・大手町の経団連ホールで開催された。
モデルとなっているのは2004(平成16)年12月から2006(平成18)年6月の間,アメリカで実施された“10万人の命を救え”キャンペーン〈通称100Kキャンペーン)。全米では,約5500ある病院のうち3100の病院(全米急性期病床数の78%)が参加したこの取り組みにより,入院中の死亡者数を大幅に減らすことに成功したという。日本でのこの共同行動の実施期間は2年間を予定。医療の質・安全学会,日本病院団体協議会,日本医師会,日本看護協会,日本臨床工学技士会が呼びかけ団体となり,業界の壁を越えた取り組みとして,有害事象の減少を目標に行なわれる。
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