特集 Choosing Wisely 内科医の賢明な選択とは
Choosing Wiselyの概念
Choosing Wiselyキャンペーンとは何か
小泉 俊三
1,2
1東光会七条診療所
2Choosing Wisely Japan代表
キーワード:
Choosing Wisely
,
賢明な選択
,
高価値医療
,
プロフェッショナリズム
,
医師憲章
,
医療の質
,
EBM
Keyword:
Choosing Wisely
,
賢明な選択
,
高価値医療
,
プロフェッショナリズム
,
医師憲章
,
医療の質
,
EBM
pp.402-405
発行日 2024年4月1日
Published Date 2024/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000725
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Headline
・Choosing Wiselyキャンペーンは,2012年,米国内科専門医機構(American Board of Internal Medicine)財団のイニシアティブで始まったが,その原点は「新ミレニアムにおける医のプロフェッショナリズム:医師憲章」(2002)にさかのぼる.
・全米のほとんどの専門医学会が,キャンペーンの呼びかけにより,“有限の医療資源を適正配置する” 観点から見直すべき主な5つの診療行為を,それぞれ「トップファイブリスト」として公表したことから大きく注目された.
・「リスト」の多くがエビデンスに基づき,対話を通じて患者に “賢明な選択” を促すこと(shared decision making:意思決定の共有)を目指している点で,EBMの本来の姿を実践しているといえる.
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