連載 やじうま宮子の看護管理な日々――看護師長でいこう!・18
緩和ケアに生かすジェネラリストの目
宮子 あずさ
1
1東京厚生年金病院
pp.806-807
発行日 2007年9月10日
Published Date 2007/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101033
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それぞれの科にはそれぞれのたいへんさがある
初めて会った人に私の担当が緩和ケア病棟と精神科病棟だと言うと,多くの場合,「緩和ケアは本当にたいへんなんでしょうね」と言われます。その素朴なねぎらいはありがたいのですが,私自身は必ずしもそうは考えていないんですね。
緩和ケア病棟というと,多くの人が亡くなるストレスフルな現場,というイメージが一般的でしょう。この中身をどこまでイメージ化するかは,医療職とそうでない人とでは異なるのですが。このイメージ自体は,私も感じているところです。
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