連載 機能する看護部組織を創る対人関係技法・3
相手を知って,その人に応じた関わりをする
池田 優子
1
1高崎健康福祉大学短期大学部看護学科
pp.220-224
発行日 2005年3月10日
Published Date 2005/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100134
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前回は,自分がどのような性格特性をもち,どのようなときストレスをためやすいのかなど自己理解と自己尊重の重要性についてお話ししました。一方で,看護は対人援助職ですので,患者だけでなく,一緒に働くスタッフや医師たちとの関係がスムーズに回っていくかどうかが重要となります。今回は,対人関係が機能するために相手の行動特性を知ること,つまり「相手がどのようなタイプの人間なのかを知って,その人に応じた関わりをする」ための方法をお話ししたいと思います。
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