連載 機能する看護部組織を創る対人関係技法・2
自らの感情を知りケアすることで,誇りをもった看護につなげる
池田 優子
1
1高崎健康福祉大学短期大学部看護学科
pp.138-142
発行日 2005年2月10日
Published Date 2005/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100116
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今回は組織の最小単位である“個”に焦点を当てます。「患者の“個”に向き合うには,看護師の“個”の確立が必要である」といわれます。しかし,看護師をめぐる環境は“You are OK”であっても“I am OK”と胸を張って言えないものがあります。まずは自分や自分をめぐる環境を知ることから始め,看護師である自分に自信と誇りをもって働けるための方策を考えていきたいと思います。
看護は感情労働――自分たちの感情を大切にすること
久しぶりの基礎実習に病棟に出て感じたことがあります。
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