特集 看護管理者に求められる役割・能力―実力をつけるために必要なこと
日本看護協会看護教育研究センター・認定看護管理者研修
看護管理者がめざすもの 認定看護管理者となって
キャリアをどう実践につなげるか/【看護部長からのメッセージ】病院改革に欠くことのできない人材として
加藤 栄子
1
,
佐藤 和美
1
1小千谷総合病院看護部
pp.272-275
発行日 2006年4月10日
Published Date 2006/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100050
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なぜ認定看護管理者研修を受講したのか
認定看護管理者研修ファースト・セカンド・サードと各レベルの研修を積み上げてきたことは,自分自身の成長につながり,看護管理を実践していくうえで大きな力となった。
新カリキュラムに改定された2001年に受講したセカンドレベルでは,演習を通して理論と実践を概念化して,相手に伝えていく大切さを学ぶことができた。職場に戻ってから課題に取り組んでいるときに,研修で学んだことを統合させながら自分の考えを整理することができた。それは病棟師長として,看護サービスの質向上のためにリスクマネジメントに取り組み,目標管理を通して人材育成をしていくことに大いに役立ったことである。
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