特集 看護管理者に求められる役割・能力―実力をつけるために必要なこと
日本看護協会看護教育研究センター・認定看護管理者研修
―研修担当者に聞く―看護管理者への期待
渋谷 美香
1
,
千葉 恭子
1
1社団法人日本看護協会看護教育研究センター教育研究部継続教育係
pp.264-271
発行日 2006年4月10日
Published Date 2006/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100049
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必要な基本的知識を確実に獲得する
――まず認定看護管理者研修発足の経緯を教えてください。またこの研修のねらいや目的,特色は何でしょうか。
渋谷 日本看護協会は1992(平成4)年に,多様なヘルスケアニーズを持つ個人,家族,地域住民に対し,常に質の高い組織的看護サービスを提供することをめざして,一定の基準に基づいた看護管理者育成を目的に「看護管理者教育と資格認定制度」を発足させました。看護管理者の教育課程はファーストレベル,セカンドレベル,サードレベルの3段階からなり,ファーストレベルから段階的に学習を積み上げていくシステムです(資料1)。
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